社会人になると運動する機会って減るし、運動する習慣があまり持てない。趣味でスポーツやるってのも道具とか必要で面倒臭いし。
個人でできる運動じゃないと、スクールとか社会人サークルに入らないといけないから手頃じゃない。
じゃあ、ランニングでもするかってなると、それはキツそうだし夏と冬は気候的に無理。ランニングのせいで膝が痛むって人もいるし。
となると、あとはジムに通うくらいかな。で、どうせなら泳ぐの嫌いじゃないし体への負担も軽そうだから、ジムのプールで運動不足解消って人もいる。
だけど、ジムのプールを使うときに気になるのが塩素。プールの塩素で髪が痛むって言うし・・・
髪って1度痛むと修復するのがなかなか難しくて、髪が痛むならプールで泳ぐの止めようかなって思う。
ただ、プールの塩素って、そんなに髪が痛むのかな?
もし、仮にプールの塩素で髪が痛むとして、その塩素への対策って出来ないのかな?
今回は、そんなジムのプールで泳ぎたいあなたの為に【プールの塩素で髪は痛むのかどうか?】これについてまとめてみた。
加えて、髪が痛むことなくプールで運動不足を解消する方法についてもまとめてみた。
ジムのプールで髪は痛む?
ジムのプールに限らず、市民プールでも何でも、プールには塩素が含まれている。そして、髪が痛む原因としてよく言われてるのが、この塩素な訳だけど。実際問題として・・・
- ジムのプールでも髪は痛む。
- ただし、自宅のシャワーとプールの塩素濃度は変わらない。
- プールで泳ぐときは髪を濡らさない秘策を使う。
どうしても、プールには塩素が含まれている。だから、ジムのプールで泳げば髪が塩素に浸かることになり、結果として髪は痛む。
塩素には、髪の毛のキューティクルを破壊する作用がある。キューティクルの内部には髪の色素が入っていて、その部分は柔らかく非常にデリケートな部分。
そして、プールの塩素でキューティクルが破壊されると、髪内部の色素が水に溶け出してしまい、黒の色素が流れて髪の毛が茶色になり始める。キューティクル内部の栄養素も流れて出てしまい、髪の毛は痛む。
これが、プールの塩素で髪が痛む原理。ただ、ジムのプールで泳ぐにしても、髪を濡らさなければ良い。そして、髪を濡らさなくても、プールで効果的に運動不足を解消する秘策は存在する。
プールで髪が痛む訳じゃない!
世間で良く言われているのは、プールの塩素によって髪が痛むということ。プールには塩素が多く含まれていて、その塩素で髪が痛む。だから、プールは独特の薬品臭さがするし、水泳やってる人は黒髪じゃなくなると言われている。
しかし!プールの塩素濃度について驚くべき事実がある。
- プールの塩素濃度は0.4mg~1.0mg以内。
- シャワーの塩素濃度は0.1mg~1.0mg以内。
つまり、プールの塩素濃度も自宅のシャワーの塩素濃度も大差ない。
プールには「遊泳用プールの衛生基準」ってのがあって、残留塩素濃度が0.4mg~1.0mg以内って決まってる。
一方で、自宅のシャワーで使ってる水道水に関しては、水道法ってのがあって、残留塩素濃度が0.1mg~1.0mg以内と決まってる。
だから、単純に塩素濃度だけ見ると、プールも自宅のシャワーも大差ないってこと。プールの塩素で髪が痛むってのは半分嘘で半分本当。
自宅のシャワーは、浴びているだけであって水に浸かってる訳じゃない。それに代わって、プールってのは水を浴びてる訳じゃなくて浸かっている状態。
だから、シャワーを10分間浴び続けたときと、プールに10分間入ったときだと、髪の痛む度合いは変わってくる。それは、単にシャワーは髪に浴びさせてるだけであって、プールは髪を完全に浸けてる状態だから。
でも、水に含まれる塩素濃度だけ見ると、自宅のシャワーもプールも大差はないってこと。ようは、髪に水が触れてる体積と時間の問題。
そう考えると、自宅のシャワーも油断できない。自宅のシャワーにだってプールと同じだけの塩素が含まれてるし、何も気にせずシャワーを浴びてると髪が痛む原因になる。
もし、髪の痛みが気になるようであれば、シャワーの塩素を除去してくるシャワーヘッドってのがあるから、それに変えてみるのがオススメ。以下にあるのが、塩素を除去してくれるシャワーヘッドね。
[amazonjs asin=”B000GLHW5Y” locale=”JP” title=”アラミック イオニックプラス ビタミンCシャワー 日本製 【美容サロンの技術がご家庭向けに登場! 】 IVS-24N”]
プールで髪を濡らさない秘策
プールであろうと自宅のシャワーであろうと、髪を濡らし続ければ髪が痛む。だけど、プールだとどうしても髪がずっと浸かってる状態になる。だからこそ、ジムのプールで泳ぐと髪が痛む訳だけど・・・
そんなときは、以下3つの方法を試すと良い。
- プールでは潜らずに歩く。
- 顔を付けずに平泳ぎする。
- 立泳ぎをする。
あなたがプールに通ってるのって運動不足を解消するためだよね?
もしくは、ダイエットの意味も込めてジムのプールに通うのかもしれないけど。
単に運動不足を解消するためだけであれば、何も顔をプールにつけて泳ぐ必要はない。プールに潜って髪を濡らすとか、クロールやバタフライで泳ぐ必要はない。
ただの運動不足解消でプールを利用するなら、そこまでしっかりと泳がなくて良い。
プールの中を歩いてるだけでも、陸上を歩くより遥かに良い運動になる。水の抵抗がある分、プールの中を歩くだけでもかなり疲れる。更に激しく運動したいのであれば、プールの中で早歩きすれば良い。
プールの中だと体が速く動かないから、早歩きしようと頑張るだけでも良い運動になるよ。
もし泳ぎたいというのであれば、髪を濡らさないように泳げば良い。髪を濡らすと髪が痛むからね。オススメなのは平泳ぎと立ち泳ぎ。
本来は、平泳ぎって顔をプールにつけるけど、顔は常にプールから出して平泳ぎする。この泳ぎ方って普通に平泳ぎするより疲れるから、運動不足解消としてはオススメ。
立ち泳ぎに関しても同じね。浮力の力にあまり頼らず、腕と足の力だけで体を浮かせる立ち泳ぎも、普通に泳ぐより遥かに疲れる。
髪をプールで濡らさなくても、プールの中で充分に泳げるし運動できる。むしろ、髪を濡らさないための泳ぎ方は普通のお泳ぎ方よりも疲れるから、運動不足解消としては凄く良い。
それなのに、髪は濡れないから痛むこともない。まさに一石二鳥です!
まとめ
運動不足解消やダイエットも兼ねて、ジムのプールで泳ぐことはオススメ。プールだとランニングするよりも体を痛めないし、体にかかる負荷を最小限にしつつ良い運動ができる。
だけど、ジムのプールで泳ぐときに髪が痛むことを気にしているとしたら、それは間違い。確かに、ジムのプールにも塩素は含まれてるし、髪を濡らして泳いでたら髪は痛むけど。。。
- ジムのプールでも髪は痛む。
- ただし、自宅のシャワーとプールの塩素濃度は変わらない。
- プールで泳ぐときは髪を濡らさない秘策を使う。
プールで泳ぐと髪が痛むってのは、半分正しいけど半分は正しくない。プールでも自宅のシャワーでも塩素濃度は変わらないし、髪を濡らせば髪は痛む。
だけど、プールで泳ぐとなると、髪が常に水に浸かってる状態になるから痛むってこと。
別にこれがプールじゃなくても、髪が濡れる状態にいれば髪は痛む。お風呂で髪を浸けてたり、海で潜ったり、シャワーを長時間浴びたり。こういうことをしてれば、結局は水の塩素濃度には大差ないから、どれでも髪が痛む。
だから、プールに限らず、髪を下手に濡らさないことで、髪が痛むのを防げる。ジムのプールで泳ぐってときも、髪は濡らさない様に泳いだりプールの中を歩いたりすること。それだけでも充分な運動不足解消になるから試してみて。