中学生って、小学生と違って勉強が難しくなる。テストだって、中間テストや期末テストがあり、5科目の合計点で学校内順位が発表されたりもする。
その為に、中学生はテストに対してい真剣だし、テストの1〜2週間前からはガッツリ勉強する必要もある。
こういった中で、中学生の息子がまったく勉強しないで悩んでる親御さんは多い。まったく勉強しないか、テスト前に少しは勉強するけど成績が上がらないという中学生。
実際、私も中学1年生の頃は勉強なんて興味なかったし、小学校の延長線という感覚で勉強してた。だから、テスト前であろうと真剣に勉強などせず、普段の授業もあんまり聞いていなかった。
結果、テストで点数は取れないし、20点以下の点数を取ってとしても、ケロッとしていた。何故なら、もはやテストにも成績も興味はないし、別にテストの点数が悪くても問題なかったから笑
テストで良い点数を取る必要性が自分の中で無かったから。
ただ、やはり親御さんとしては、中学生の息子が勉強できないよりかはできる方が嬉しいですよね? そうすると、中学生の息子を持つ多くの親御さんは、「塾に通わせる必要があるのかな〜」なんて考える。
周りの知り合いも息子を塾に通わせてるし、とりあえず塾に通わせれば今よりは成績が伸びそう・・・
ただし、塾へ通わせるにはお金が必要。毎月、塾に月謝を払う必要があり、けっして安いお金ではない。
それに、中学生の息子をたとえ塾へ通わせたとしても、確実に成績が上がるという保証はない。塾は高いお金を必要とするにも関わらず、息子の成績が上がらなかったというのであればシャレにならない。
もちろん、中学生の中には塾を必要とせずとも、自主的に勉強して成績を上げる中学生だっている。もしくは、授業中の内容だけで大体は理解でき、特に勉強せずとも勉強ができる中学生。
あとは、親御さんが勉強を教えているというケースも少しはある。
では、実際問題、中学生の息子はどうしたら成績が上がるんでしょうか? 塾へ通わせるのが1番手っ取り早い方法ではあるが、中学生に塾は必要なのだろうか?
そこで今回は、もともと塾講師として働いていた私から【中学生に塾は必要かどうか?】これについて考えてみた。
中学生に塾は必要!
テストで点数が取れていないのであれば、中学生に塾は必要。
勉強が分からない中学生は、そもそも分からない部分が分からないという状態に陥っている。
どうやって勉強したら良いのかも分からない状態。
自主的に勉強したくとも勉強できない状態になっており、学校の授業も理解できないので聞いてない。
塾を必要とせず、家庭学習だけで学力が上がる中学生もいる。
ただし、今現在学力が低くい中学生は、そもそも何をどうやって勉強したら良いかが分からない。分からないところが分からないという状態にあり、自力ではどうしようもなくなっている。
だから、親御さんから中学生の息子に「勉強しろ」と言ったところで、そもそも何をどうやって勉強したら良いのかが分かってないので無駄でしかない。
数学なら、分数の計算がそもそも分からないので、学校でやっている中学生の数学が最初から分からない。しかし、分数はどこからやり直して勉強すれば良いのかも分からず、中学生の教科書には載っていないから勉強のしようがない。
小学生の範囲まで戻って勉強することは面倒臭いので、中学生の息子さんは勉強することを諦めてしまう。
英語なら、そもそもbe動詞が何なのかが分からない。動詞、名詞、形容詞がどういう意味でどういう単語のことを言うのかが分からない。こうなると、もう学校の授業で先生が説明していることが理解できない。
先生が解説している内容にbe動詞や形容詞といった言葉が頻繁に出てくるので、ハナから先生の言ってることが分からない。そうして英語が苦手科目になる。
中学生の息子さんがこういった状態になっていると、もう学校の勉強を真面目に聞くとか、家で自主的に勉強するというレベルではない。
中学生の子ども自身も、何をどうしたら良いのかが分からず、自分が何を分からないのかすら分かっていない状態。何を勉強することが必要であり、何をするべきなのかが分からないから八方塞がり。
その状態にも関わらず、親御さんからは「少しは勉強しなさい」と言われてしまうので、中学生の息子さんとしては辛いものがあります。
ただし、少なからず塾へ通うことで、何が分かっていなくて何を勉強すれば良いのかということが理解できます。
自分には何が足りていなくて、何を勉強することが必要なのかが分かるので、成績を上げるための道筋はハッキリします。それが分かるだけでも、塾へ通う必要性は高いです。
その上で、あとは塾と自宅の勉強がバランス良く進んでいけば、中学生の成績を上げることは難しくありません。
私が塾講師をしていた頃も、何をどうして良いか分からない中学生の生徒は沢山いました。そういった中学生は、1度学校の授業内容をから外れてでも良いので、最初から勉強し直す必要があります。
勉強のやり方そのものを最初から知る必要があります。
塾へ通うメリット
- とりあえず、今よりは成績が上がる。
- 勉強のやり方が分かるので、あとは勝手に頭が良くなる。
- 勉強以外にも色々なことを知れて中学生の見分が広がる。
- 違う学校の友達ができ、中学生にとっては良い刺激になる。
以上が、中学生が塾へ通う必要性とメリットです。もちろん、中学生の息子を塾へ通わせるにはお金が必要ですが、それでも塾へ通わせるメリットは大きいです。
正直、高校生であれば塾へ通う必要性は低いと私は思います。高校生こそ大学受験があり、予備校へ通う必要があるというのが世間の意見ですが。。。
高校生にもなれば、何となく勉強のやり方は分かりますし、やる気があるならネットで検索して受験サイトを見ながら勉強したりできます。
予備校に高いお金を払うよりも、受験対策アプリや学習サイトを見て自主的に勉強する方がよっぽど効率が良いです。
しかし、中学生となると、そもそも自主的に勉強することが出来ません。何故なら、勉強をする必要性も理解していませんし、まだまだ子どもなので勉強よりも遊んでる方が楽しいからです。
そして、勉強のやり方が分かっていないので、どうやって勉強したら良いかも分からないのです。
だからこそ、中学生は塾へ通うことで勉強のやり方を理解し、勉強するという環境を与えてあげることが必要。
塾へ通うと5科目全ての成績が上がる
中学生の塾と言うと、科目ごとに塾の授業を受講するかどうかを決め、受講する科目数に応じて塾の月謝が変わります。
数学しか受講していなのであれば塾の月謝は安いですし、5科目全てを受講するのであれば塾の月謝は高くつきます。
しかし、中学生であれば、1つの科目を受講するだけでも5科目全ての成績を伸ばすことは可能なんです。むしろ、5科目全てを受講する必要はまったくありません。
中学生の勉強というのは【科目ごとに勉強のやり方が変わる】ということはありません。基本的に、中学生の勉強であれば、どの科目も勉強の仕方は同じです。
ですので、中学生は1つの科目が出来る様になると、勉強のやり方であったり、効率の良い勉強の仕方というものを何となくでも分かってきます。成績を上げるテンプレートみたいなものが、息子さんは自分の中で分かってくるんです。
そうなると、自然とすべての科目が出来る様になり、塾で多くの科目を受講する必要もなくなります。更に勉強が得意になると、それぞれの科目の共通点が見えてきて、全ての科目が相乗効果を生みながら成績を向上させてくれます。
例えば、勉強であれば、まずは公式を全て暗記する必要があります。これはどの科目でも言えることであり、公式を覚えるというのは勉強において絶対に必要なことです。英語であれば、公式というのは英単語のことです。
正直、中学生の英語であれば、英文法の知識など必要なく、英単語さえ沢山知っていれば点数は上がります。中学生は、公式を全て暗記できるだけでも、テストの点数は格段に上がるんです。
しかし、勉強ができない、勉強のやり方が分からないという中学生は、この絶対法則すら知りません。だから、何をどう勉強しても、勉強のやり方が間違っているので成績は伸びません。本当に必要なことを勉強してないからです。
他にも、中学生がテストで点数を取るための攻略方は沢山あります。
問題を読みながら重要なポイントに線を引き、メモを取り、分かる部分は公式などを答案用紙に書く。テストというのは、こうやって解いていく必要があります。
長い問題文を完結にして自分の頭の中で整理し、分かる部分は公式などを書くことで、まずは分かる情報をまとめる。そこから、どのように答えを導き出すかを、既に分かっている情報を組み立てて考えていく必要があります。
その上で答えが導き出せなかったときは、問題文の中で何か見落としている情報がないかをもう1度見直します。これが、中学生の正しいテストの解き方なんです。
これは、どの科目にも共通して必要なことであり、テストを解く上で絶対に必要な知識です。しかし、勉強が分からない中学生は、問題を読んでもメモを取らず、答えが分からないとすぐに諦めます。
つまりは、問題の解き方や解くまでの順序そのものを知らないんです。
こういった勉強のやり方であったり、テストの解き方みたいなものが、1つの科目で出来る様になると全ての科目でも出来るようになってきます。
ですから、苦手科目がどうこうという話ではなく、勉強のやり方、勉強の本質を理解すれば中学生はテストで点数を取れるようになるんです。
そして、それは塾へ通うことで教えてもらえますし、塾の先生と一緒に問題を解いているときに指導されます。「問題の解き方の進め方や考え方が間違ってるよ」という風に塾で教えてもらえます。
中学生が塾へ通えば、5科目とも成績が伸びる可能性は非常に高いです。むしろ、高い月謝を払って5科目も受講する必要はありません。何か1つの科目を塾で勉強するだけでも、今よりかは成績が全体的に伸びていきます。
塾へ通うと中学生の見分が広がる
成績を上げるために中学生が塾へ通うというのは当然の本質ではありますが。。。
それ以外にも、塾へ通うことで中学生の地頭そのものが良くなるんです。塾へ通うと勉強以外にも色々なことを知ることができ、中学生の見聞が広がります。
私が中学生の頃もそうでした。塾では中学生の勉強だけでなく、高校のことや大学のこと、社会のことや雑学といった色々なことを必要以上に知れました。
塾の先生と何となく雑談しているだけでも、中学生からすると物凄く沢山の知識を得ることが出来るんです。何故なら、塾へ通っていない中学生というのは、親と学校の先生くらいしか身近な大人がいないからです。
そこに、第三者的な立場で塾の先生という大人が近くにいることで、中学生の知識量は大きく変わります。これは中学生にとっては非常に必要なことです。
それを考えると、中学生の息子さんを塾へ通わせる必要があります。中学生は塾へ通うことで、勉強だけでなく多くの知識を得られます。そして、それは高校生、大学生になったときに開花するものです。
そもそも、勉強が世の中の全てとは私は思いません。偏差値の高い高校へ入り、偏差値の高い大学へ合格し、有名企業に就職することが偉いとは思いません。一流企業に勤めることが人生において必要だとも私は思いません。
中学生の勉強は、高校へ進学するために必要という人がほとんどです。その為に塾が必要と。
しかし、勉強をすることで色々な知識が身につき、そして世の中の見え方が変わり、色んな分野のことが分かることで他分野の知識同士が繋がるから、勉強というものは面白いんです。
中学生が科学、物理、生物の勉強をしていくと、それぞれの知識において共通する部分であったり繋がりが見えてきます。
そこに数学的な観点や計算で物事全てを表せるという現実を理解することで、物理や生物の知識が更に深く理解できます。
科学の分野を深く勉強すれば、世の中に起きている現象の多くを科学的に理解することができ、その現象を数学で表すことも何となくであれ出来るようになります。
そこに社会の勉強を加えると、科学的に起きた歴史の自然現象や、その自然現象によって変化した時代背景なんかも理解できるようになります。
時代背景が変わるときは多くの人が政治活動に参加し多くの人が暗殺され、そこに公民の知識や政治経済の知識が入ってくると現代と過去の法律の違いや日本国憲法の成り立ちなども深く理解できます。
こういった様に、1つの分野を勉強し、そこに別の分野で勉強した知識を加えていくことで、人はどんどん頭が良くなります。
そして、世の中の見え方も変わりますし、1を見て10を知れる人間になっていきます。その基礎として、中学生では5科目を勉強する必要があるんです。
だからこそ、中学生は1つの科目が出来るようになると他の科目も出来るようになり、塾へ通えば中学生の見聞も広がるんです。
そこまで考えていくと、【学校の先生はただ公務員として中学生に勉強を押しているだけ】ということが理解できるはずです。ただ勉強するのとは別の意味で、中学生は塾へ通う必要性があります。
それを理解して「勉強をしろ」って言っている親御さんと、単に進学のために「勉強しろ」って言ってる親御さんでは、子どものモチベーションや勉強する意味の捉え方も変わってきます。
学校の先生には何も期待しない方が良い
- 塾というのは、とにかく生徒の成績を上げることが仕事です。
- 学校の先生は、体裁を整えながら可もなく不可もない授業をするのが仕事です。
塾というのは、お金を頂いていますし、生徒の成績を上げる必要性があります。成績が上がらなければ親御さんからクレームが来ますし、最悪は他の塾へ移ってしまうでしょう。
それ故に、塾では生徒の成績が上がる授業を行いますし、その方法は何だって良いんです。極端な話し、1日3分の勉強でも、成績さえ上がれば良いんです。
しかし、学校の先生というのは、生徒の成績を上げることが仕事ではありません。親御さんからクレームが来ないよう、体裁を整え世間体を気にし、問題が起きないよう最低限の授業を行います。
授業のスピードが早ければ成績の悪い親御さんからクレームが来て、授業のスピードが遅ければ成績の良い親御さんからクレームが来ます。だから、平均を取った授業が必要とされます。
そして、体裁を整えるために、授業内容よりも授業時間を気にします。生徒の成績が上がらなくとも、授業1時間を無難に行うのが仕事だからです。
しかし、そもそも必要なことは勉強時間ではなく、いかにテストで点数を取るかです。もっと言ってしまうと、いかに短い勉強時間で良い点数を取れるかが勝負です。
中学生は部活もあり、友達とも遊びたいだろうし、ゲームだってやりたいはずです。であれば、いかに短い勉強時間で効率良く成績が上がるかが重要なはずです。
つまり、勉強時間がどうこうとか言っている時点で終わっています。しかし、学校の先生は「1日何時間勉強しろ」と言います。
勉強が得意でない、好きでない中学生のことを考えると、1日何時間勉強しろというのは酷なものです。それよりも、どれだけ短い時間で成績を上げてあげるかが、勉強嫌いな中学生には必要になってきます。
ですから、結局のところ学校の先生に多くを期待しても意味がない訳です。
優秀な中学生というのは、学校の授業を聞きながらも、勝手に教科書を読み進めて問題解いています。中学生の勉強であれば、学校の先生の授業など聞かなくても勝手に勉強して理解できるレベルだからです。
もちろん、何を勉強したら良いか分からないくらい勉強が苦手な中学生は、まずは小学生の基礎からやり直す必要があります。
しかし、その基礎の部分を突破できれば、どんなに勉強が苦手な中学生でも教科書を読めばある程度は理解できます。ましてや、学校の先生の授業など聞く必要はなく、全て無視しても問題ないようなレベルです。
学校の先生はセオリー通り可もなく不可もなく授業しているだけであり、そんな授業は無視しても成績は上がります。むしろ、ユーチューブなどで中学生向けの勉強動画を勝手に見ている方が、学校の授業を受けてるよりか遥かに成績が上がります。
私が中学3年生だった頃も、受験生ということで勝手に勉強している人が多かったです。学校の授業でやっているところなど、塾で遥か昔に勉強し終わっているからです。
あげく、学校の授業で行っているのは基礎的な部分だけであり、そんな授業を受けているよりも勝手に勉強している方が効率が良かったからです。学校の先生の授業など、もはや必要としていないのです。
もちろん、先生によってはそれを怒る人もいましたら、隠れて勝手に勉強をしていました。
それくらい、学校の授業というのは成績を上げるという観点からは遠く離れているということです。学校の先生に多くを期待しても意味が無いのです。
【学年ビリのギャルが慶応大学に合格した話し】という本が有名になりましたが、その主人公であるギャルの人も、学校の授業は必要ないので、授業をすべて無視して勉強していたんですよ。
最初の頃は学校の授業が理解できないから、授業を無視してとにかく基礎を勉強。それこそ、小学生の範囲まで戻って小学生のドリルなどをやっていたそうです。
その頃に学校の教師から言われたのが「お前みたいな馬鹿なギャルが慶応なんて受かる訳ない。もし合格できたらお前に土下座してやる」と言ったそうです。
しかし、半年も経つと今度は学校の授業が簡単過ぎて話にならないので、これまた勝手に勉強をしていました。
結果、彼女は現役で慶応大学に合格してみせましたし、学校の授業がいかに成績を上げるための授業ではないか理解いただけるはずです。
ちなみに、土下座してやると言っていた教師は、そんな約束してないと言い張り逃げたそうです。
[amazonjs asin=”4048650955″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話文庫特別版 (角川文庫)”]世の学校教師というのは、こういうものです。
学校の先生というのは、色々な学力や色々な家庭環境の生徒を1クラスに集めて勉強を教えている訳ですから、全員の成績を上げるような授業をしろという方が無理な話です。
ですから、私自身、学校の先生に不満がある訳ではありません。しかし、学校の先生に多くを期待することに意味はないと思っています。
良い塾の見分け方
中学生が塾へ通うと、大概は成績が伸びます。少なからず、今よりかは成績が伸びると思います。
しかし、塾にも色々ありますし、良い塾の先生もいれば良くない塾の先生もいます。そして、良い塾の先生というのは、【勉強時間=成績】とは考えていません。
- いかに短い勉強時間で成績を上げるか。
- いかに無理なくストレスなく勉強をするか。
この2点を教えている塾の先生が本当に優秀な塾の先生です。もっと言ってしまうと、塾の先生は勉強を教える必要はありません。中学生に勉強を教えるのではなく、【勉強のやり方】を教える必要があるんです。
中学生の勉強であれば、勉強のやり方さえ教えてあげれば、あとは勝手に成績が伸びていくからです。
正直、「塾で勉強をして勉強を教えている」という塾は多いです。つまりは、勉強のやり方ではなく、「塾で一緒に勉強しましょう」というスタンスで授業をしている塾が多いということです。
こういった塾は、通い始めて最初の頃は成績が伸びますが、どこかで息子さんの成績の伸びは頭打ちが来ます。何故なら、勉強のやり方を教えていないので、結局のところ子どもが自主的に勉強しないからです。
勉強だけを教えてる塾は必要ありません。
そして、中学生がいかに無理なくストレスなく勉強することが出来るかを考えてくれる塾が、本当に良い塾です。とにかく机に座り長時間勉強するというのは悪です。
そんなことをしても中学生にとってストレスですし、そんな勉強は必要ありません。
例えば、公式や英単語を暗記する場合。暗記するときは、机に向かうのではなく散歩しながらや、お風呂に入りながら暗記した方が効率が良いです。
それは、運動していると血流が良くなり脳が活性化されるのと、動きに連動しながら単語を覚えられるからです。
覚えた単語が出てこないときも、「確かあそこを歩いてるときに覚えた単語だったよな〜」という風に、単語を覚えたときの景色や描写から単語を思い出せる可能性も高いです。
懐かしい曲を聞いたときに、その当時の思い出が蘇るのと同じ原理です。
散歩しながらやお風呂に入りながらの勉強は、筋肉が緊張していないのでリラックスして勉強できます。これはストレス軽減になりますし、ストレス解消をしながら勉強することで効率は格段に上がります。
お風呂に入りながら、頭の中で公式を復習するだけでも充分です。
この様に、いかに自主的かつ短い勉強時間で、中学生にとってストレスなく成績を上げてあげられるか。このことにお向きを置き、その勉強方法を教えてあげる必要があります。
その方が、中学生の子どもだって楽に成績が上がります。こういった、勉強のやり方を教えてくれる塾が、本当に必要な塾です。単に座って勉強するだけの塾であれば、そんな塾は辞めた方が良いです。
特に勉強しなくても成績が良い中学生もいますが、そういった中学生は、こういった勉強をして短時間に効率良くストレスなく勉強しているというだけの話です。
まとめ
中学生になると、やはり小学生の頃とは勉強に対する難易度や取り組み方が変わります。しかし、中学生であれば友達とゲームしたり遊んだりしたいというのが本音です。
小学校の延長線の感覚で勉強を捉えている中学生も沢山います。
そういったときは、まず塾へ通ってみることをオススメします。
テストで点数が取れていないのであれば、中学生に塾は必要。
勉強が分からない中学生は、そもそも分からない部分が分からないという状態に陥っている。
どうやって勉強したら良いのかも分からない状態。
自主的に勉強したくとも勉強できない状態になっており、学校の授業も理解できないので聞いてない。
塾にも良い塾と悪い塾がありますが、どんな塾であれば、通えば今よりか成績が上がるはずです。それは、まったく勉強しなかった中学生が、強制的に塾で勉強するからです。ですから、どんな塾でも通ってみる価値はあります。
- とりあえず、今よりは成績が上がる。
- 勉強のやり方が分かるので、あとは勝手に頭が良くなる。
- 勉強以外にも色々なことを知れて中学生の見分が広がる。
- 違う学校の友達ができ、中学生にとっては良い刺激になる。
私自身、中学1年生の頃から塾に通っていますし、大学生の頃は2年以上も塾講師をしていました。その中には受験生の中学生も沢山いましたし、専属で中学3年生の生徒を何人も教えてきました。
その経験から言えることは、成績の悪い中学生は間違いなく塾へ通った方が良いということです。成績が良い人や勉強が出来る人が偉いなんて、私はこれっぽっちも思いません。
しかし、勉強することで中学生の見聞が広がり世の中の見え方が変わり、その経験や知識は将来の進路や仕事を決める大きな要素になります。
ですから、成績を上げることも大切ですが、中学生の地頭を鍛えるという意味で、中学生が塾へ通うことは必要です。むしろ、地頭が良くなれば、あとは放って置いても勝手に成績が上がっていきますよ。
参考記事
⇒⇒部活の応援って親が行く必要ある?ママ友が皆で強要してくる感じ何なの?!
⇒⇒部活のつらい人間関係。でも、部活は辞めれない(泣)この状況を打開する秘策!