夏になると海に行く人って多い。
夏と言えば海水浴だし、海で遊ぶのって定番。
だけど、そんなときに思うのが、日本の海は汚いってこと。
海外の海って、メチャクチャ澄んでて綺麗な青色をしてるよね?
浅瀬の方だと海の水が透明っていう。
逆に、深いところまで行くと綺麗な青色やエメラルドグリーンをしてる。
どういう理由で、海外の海はあんなに綺麗なんだろうね?
それに比べて日本の海ときたら(汗)
日本の海は濁ってて汚いし、何だか黒色をしてる海が多い。
どうして、日本の海はあんなに汚いんだろうか?
てか、どんな理由があって、海外の海はあんなに綺麗なんだろう?
日本って島国だし、島国なんだったら海が綺麗であって欲しいよね?
日本を取り囲む海流や気候といった理由で、日本の海を綺麗にするのは無理なのかもしれないけど・・・
できることなら、日本の海だって海外みたいに綺麗であって欲しいもの。
世界に誇れる「綺麗な海の島国」であって欲しい。
そこで今回は、
【日本の海が汚い理由】
これについてまとめてみた。
日本の海が汚い理由
まず気になるのが、どういう理由で海外の海があんなに綺麗なのかってこと。
そして、どういう理由で日本の海が汚いのか?
そこら辺も含めて、日本の海が汚い理由は以下の3つ。
- 日本の海はプランクトンが多い。
- 日本の海はサンゴがいない。
- 日本は生活排水を垂れ流してる。
以上3つが、海外の海と比べたときに日本の海が汚い理由。
そして、この3つに関しては、日本特有の気候や海流が関係した上での理由。
つまり、改善することが難しく、どう頑張っても日本の海が綺麗になることはない。
沖縄であれば気候はまた違うし、サンゴも沢山あるって理由で海は綺麗。
だけど、こっちの海にはプランクトンが沢山いるし、それなのにサンゴがいないって理由で、どうしたって海は汚い状態になる。
これは仕方のない理由。
プランクトンが海を濁らす
日本近辺の海流や水質上、どうしても日本の海にはプランクトンが多く生息する。
プランクトンは魚のエサとなる微生物だし、プランクトンが沢山いる海の魚は栄養満点で美味しいから良いんだけど・・・
その一方で、プランクトンは海を濁らせてしまう。
海が汚い理由として、プランクトンが沢山いればいるほど海は濁ってしまう。
そうすると、見た目としては海が汚く見える。
そして、海が綺麗な青に見えるかどうかは太陽光の反射によって変わるんだけど、プランクトンが多い海は太陽光が綺麗に反射してくれないから汚く見えてしまう理由になる。
海が青く見える理由は、太陽光が海底で反射するから。
だけど、海にプランクトンが沢山いると、太陽光は海底まで辿り着かないし、辿り着いても上手く反射してくれない。
その結果、海が濁って見えて汚いイメージを抱く。
もちろん、日本の海が汚い理由は全部プランクトンのせいって訳じゃない。
だけど、日本の海が汚く見える理由の大部分は、このプランクトンが原因。
プランクトンが多い故に、海は濁って見えて汚いイメージを与える。
だけど、その代わりに魚の味は美味しいんだけどね♪
プランクトンが沢山いるってことは魚のエサが沢山あるってことだし、プランクトンを沢山食べてる魚は脂が乗ってて美味しい。
その一方で、海外の海はプランクトンがいないから魚も栄養不足。
結果、海外の魚は美味しくない。
ただし、プランクトンが少ない分、海外の海は澄んでて綺麗な青色なんだよな~
サンゴがいない海は汚い
日本の海でも、沖縄にはサンゴが沢山いる。
だからこそ、沖縄の海は綺麗。
そして、海外の海にも、サンゴは沢山いる。
基本的に、汚い海にサンゴは生息できないし、サンゴがいる海はサンゴによって更に綺麗な海へと変化していく。
サンゴは海の中で光合成を行う。
海の二酸化炭素を吸って酸素を排出し、同時に浄化作用のあるミネラルも排出する。
すると、汚い海も浄化されて綺麗になる。
だから、サンゴが生息してる海は綺麗なんだよ。
そして、あるていど綺麗な海じゃないとサンゴは生息できない。
そうすると、汚い海はサンゴもいないし、どんどん汚くなる一方。
そして、サンゴは死んだ後も海を綺麗にしてくれる。
理由は、サンゴは石灰質で出来てて、この石灰質が白い砂へと変貌していくから。
この白い砂が海底に沈んでいる訳なんだけど、白い砂は太陽光を綺麗に反射してくるんだよ。
太陽光が綺麗に反射すると、海は澄んだ青色や綺麗なエメラルドグリーンになるんだな~
おまけに、色の相対関係によって、白の砂は海を更に綺麗な青に見せてくれる性質がある。
まさに、沖縄の海がそれ!
下に沖縄の海の動画を載せておいたからチェックしてみて♪
以上の理由から、海外や沖縄の海は綺麗なサンゴと白砂、そして澄んだ海という最高の状態が保たれる訳。
海外や沖縄の海が綺麗な理由は、サンゴが生息してくれているから。
日本は生活排水が汚い
プランクトンは海を濁らせ、サンゴがいない海はどんどん汚くなる。
だけど、日本の海が汚い理由はそれだけじゃない。
日本の海が汚いのは、汚い生活排水や工場の汚水をそのまま海に垂れ流してるから。
地域によっては、汚い水をある程度は浄化してから海に流すんだけど、それは全部の地域や工場で行ってる訳じゃない。
汚い水の処理を行っていない地域では、生活排水や工場での汚水をそのまま川や海に垂れ流してる。
そしたら、海は汚れて当然だよね?
日本の企業や工場なんて、多くは汚水をそのまま垂れ流してる。
大企業の工場なら話は別かもしれないけど、規模の大きくない企業は汚い水の浄化施設を作るコストもないし。
そもそも、1つの企業が排出する汚水の量も多くない。
だからこそ、汚い水の浄化施設を作らないんだろうけど・・・
全部の企業が少しづつ汚水を垂れ流したら、海は汚れるよね?
日本の海が汚い理由として、日本国民が自分たちで汚してるから(汗)
それなのに、汚い海を浄化してくれるサンゴもいないっていう最悪の状態。
ただ、昔から1つ問題となってるのが、中国方面から来た密漁漁船がゴミを捨てていくってこと。
これも、少ながらず日本の海が汚い理由の1つ。
毎度毎度、海外の密漁漁船がゴミを捨てていったら、そのゴミは日本の海に流れ着くし、それは海を汚す理由にもなる。
もちろん、日本の企業が汚い水を垂れ流しすぎってのが、理由としては大きいんだけどね。
まとめ
海外や沖縄の海と比べると、日本の海はかなり汚いイメージがある。
実際、海を見ると黒色で汚いんだけど。。。
それは、日本の海が以下の3つの特徴を持ってるから。
- 日本の海はプランクトンが多い。
- 日本の海はサンゴがいない。
- 日本は生活排水を垂れ流してる。
もし、自分の国の海が、海外みたいに綺麗だったら嬉しいよね~
世界に誇れるし、自分たちの国であんなに綺麗な海に入れたら幸せ。
だけど、それは絶対に無理な話。
日本の水質上、プランクとは大量発生してしまうし、今の汚い海じゃサンゴなんて育たない。
そもそも、サンゴを育てる費用も手間もないんだろうけど。。。
ただし、日本の海が汚いってイメージだとしても、日本の魚は美味しい!
誰が何と言おうと、プランクトンを沢山食べてる日本の魚は美味しいよ。
一方で、海外の海はプランクトンが少ないって理由で、魚は脂が乗ってないし栄養不足だから美味しくない。
美味しくないけど、海はメッチャ綺麗って言うね。
まぁ、現状汚い日本の海が今後綺麗になってくことはありえないけど、その代わりに魚が上手いってことで!